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タイのコンドミニアム移転件数の減少:2025年データが本当に示すもの

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タイのコンドミニアム移転件数の減少:2025年データが本当に示すもの

2026/8/3

全国のコンドミニアム移転件数は2025年に10年ぶりの低水準に落ち込みました。REICの数字、外国人購入者の再編、そしてイースタン・シーボードが他地域とは異なる展開を見せている理由を解説します。

AIにより生成され、編集チームが確認しています

タイのコンドミニアム移転件数の減少は現実のものですが、全国一律ではありません。全国のコンドミニアム所有権移転件数は2025年に過去10年で最低水準まで落ち込みましたが、外国人購入者の件数はむしろ微増し、パタヤを含むイースタン・シーボード市場は他地域が減速する中でも海外資本の主要な受け皿としての地位を維持しました。この物語は単純な市場の縮小ではなく、立地と価格帯によって明確な勝者と敗者が分かれていく、市場の選別が進んでいる様子を映し出しています。

タイのコンドミニアム移転件数の減少はどれほど深刻か

見出しの数字は厳しいものです。Thai Enquirerが報じたREIC(不動産情報センター)の内訳によると、全国のコンドミニアム所有権移転件数は2025年に13.2%減少し101,103戸、移転総額は17.8%減少し2,441億バーツとなり、これは過去10年で最低の水準です。

戸建てとコンドミニアムを合わせた住宅市場全体も、程度はやや緩やかながら同様の傾向を示しています。REICは、全国の住宅移転件数が2024年から7.3%減少し2025年には322,500戸となり、さらに2026年には0.7%減の320,200戸になると予測しており、2022年のピーク以降、減少が続いていることになります。

2025年通年の実績はこの予測に近い数字となりました。住宅移転件数の合計は316,000戸で前年比9.1%減、移転総額は8,640億バーツで11.8%の下落でした。重要なのは、2025年は四半期ごとに状況が改善しており、REICは市場が底を打ち、第4四半期には回復の兆しが見られたと指摘している点です。

何が低迷を招いているのか

国内の購買力の弱さが、この現象の中心にあります。2025年第1~3四半期(9カ月間)累計の移転件数は前年同期比で件数が9.3%、金額が12.4%減少しており、アナリストはこれを特定のショックというよりも、根強く続く消費者需要の弱さに起因するものと見ています。移転登記料や住宅ローン登記料の引き下げを含む政府の景気刺激策は、第3四半期の回復と第4四半期の反発予測を後押ししたと評価されています。

具体的な政策手段の一つとして、価格700万バーツ以下の住宅を対象に、移転登記料が通常の2%から0.01%へ、住宅ローン登記料が通常の1%から0.01%へ引き下げられており、内閣はこの優遇措置の延長を決定しています。ただし、この割引はタイ国籍者にのみ適用され、外国人は引き続き標準の2%の移転手数料を支払う点に注意が必要です。国籍によって実質コストを比較する際にはこの点が重要になります。優遇手数料の仕組みや2026年の融資関連の変更点については、タイの100%LTV住宅ローンルールに関する記事で詳しく解説しています。

外国人購入者:金額は減少、戸数は増加

ここからが興味深い部分です。2025年、外国人によるコンドミニアム移転は金額ベースで大きく落ち込みました。REICのデータによると、1~9月期の外国人コンドミニアム移転額は前年同期比14.2%減の441億バーツとなった一方で、インド人購入者は他の多くの国籍よりも1戸あたりの支出額が高い傾向にありました。

しかし戸数ベースで見ると、状況は異なります。2025年通年で外国人購入者が移転したコンドミニアムは14,899戸となり、前年比2.2%増となりました。移転総額は10.7%減の60億9,200万バーツとなったものの、全国のコンドミニアム移転件数に占める外国人所有の割合は14.7%を維持しています。第4四半期単独では、外国人によるコンドミニアム移転は3,888戸で、前四半期比1.1%増、前年同期比9.3%増でした。

国籍別の構成にも大きな変化が見られます。

2025年前半には、外国人所有が金額ベースで全体の約29.3%を占める水準を維持しており、中国・ミャンマー・ロシアが戸数で上位を占めていたことも、少数の国籍がこのセグメントを支え続けている実態を裏付けています。タイが他地域の規制と比較してどのような位置づけにあるかを検討している購入者には、シンガポールの不動産税がタイへの資本流入を後押ししているという記事が、より広い地域的視点を提供しています。

イースタン・シーボードの例外:堅調を維持するパタヤ

多くの地域が冷え込む中、パタヤとバンコクは他地域で移転件数が減速する中でも、外国人コンドミニアム購入者にとって引き続き最大の人気拠点であり続けました。2025年第1四半期には、外国人による全国のコンドミニアム移転件数は3,919戸、金額にして163億9,000万バーツとなり、戸数の下落幅はわずか0.5%にとどまりました。これは国内向け移転データで見られた二桁の下落幅と比べて、はるかに緩やかなものです。

州レベルで見ると、チョンブリ・ラヨーン・チャチューンサオを含む東部経済回廊(EEC)は全体として軟化しました。2025年通年のEEC全体の住宅移転件数は4.4%減の45,958戸、金額は7.4%減の1,110億バーツとなり、第4四半期単独では前年同期比で戸数2.1%減、金額7.8%減となりました。

しかし、この地域全体の減速の中でも、ラヨーンは2025年前半に前年比で移転件数の増加という逆行現象を見せました。これは工業セクターの労働者や、パタヤから移住してきた外国人によって牽引されたもので、イースタン・シーボードのビーチフロント以外への需要の多様化を如実に物語っています。チョンブリ自体は2025年第1四半期の住宅移転件数が8.5%減の6,621戸、金額は9.8%減の17億5,000万バーツとなっており、この地域も無縁ではないものの、コンドミニアムに関しては全国平均よりも底堅さを見せていることが分かります。

この不均一な市場環境の中でパタヤ地域の具体的な物件を検討している購入者には、プリスティン・パーク3 - 1ベッドルーム 43平方メートルや、より広いプリスティン・パーク3 - 2ベッドルーム 65.82平方メートルといった選択肢が、中古・中価格帯需要が最も堅調な価格帯に位置しています。

住宅ローン金利:わずかな追い風

借入コストはわずかに緩和されており、これが2025年後半の安定化を説明する一因となっています。タイ中央銀行(BOT)が公表する外国銀行支店向けの基準貸出金利指標は、2026年6月に6.33%に達し、2025年6月の6.42%、2024年6月の7.16%から緩やかながら着実に低下する傾向を示しています。

ただし外国人購入者にとっては、金利そのものよりも融資の可否が依然として大きな制約となっています。多くのタイの銀行は非居住者への融資に慎重な姿勢を取っており、UOBやICBCなど外国人向け住宅ローン商品も国内向けローンより厳しい条件が課されています。この融資面のギャップが、金利水準に関わらず外国人向けコンドミニアムセグメントで現金購入が依然として主流である大きな理由です。

購入者・投資家への示唆

これらを総合すると、実務的に注目すべき点は3つあります。

  1. 全国的な移転件数の弱さは、外国人需要よりも国内購買力の弱さを反映している――外国人による戸数ベースの移転は2025年に実際には増加した。
  2. パタヤとイースタン・シーボード全域は、EEC全体の住宅移転が軟化する中でも、他の多くの県より外国人コンドミニアム需要において底堅さを見せている。
  3. 国籍構成は多様化が進んでいる――ミャンマーとインドの購入者がシェアを伸ばしており、特定の供給元市場への依存度が低下している。

投資家にとっては、全国市場が調整局面を経る中で、イースタン・シーボードの中価格帯・中古セグメントが比較的安定した領域であることを示唆しています。プリスティン・パーク3 - スタジオ1ベッドルーム 58平方メートルといった具体的な物件在庫を、現行のREIC移転動向と照らし合わせて検討することは、資金投入前の妥当な出発点と言えるでしょう。

結論

タイのコンドミニアム移転件数の減少は、手数料引き下げによる景気刺激策と緩やかな金利低下が組み合わさる中での、国内需要の弱さを反映した全国的な物語です。しかしその裏には、より前向きな地域・国際的なサブストーリーが存在します。パタヤ、ラヨーン、そして多様化する外国人購入者の国籍構成が、イースタン・シーボードを最悪の減速局面から守る緩衝材となっているのです。

よくある質問

タイのコンドミニアム移転件数の減少は外国人購入者にも影響しているのか?
金額ベースでは影響があります。2025年最初の9カ月間で外国人コンドミニアム移転額は14.2%減少しました。しかし戸数ベースでは、外国人移転件数は通年で2.2%増加し14,899戸となっており、外国人購入者に関しては件数よりも金額面での変化と言えます。
パタヤのコンドミニアム市場は全国平均と同じペースで減速しているのか?
いいえ。全国の外国人コンドミニアム移転は2025年第1四半期に戸数ベースでわずか0.5%の減少にとどまり、他地域がより急激に減速する中でもパタヤとバンコクは外国人購入者にとって最大の人気拠点であり続けました。
現在、タイでコンドミニアムを最も多く購入している国籍は?
中国は依然として戸数ベースで最大の外国人購入者グループですが、ミャンマーが最も高い伸びを見せ2025年に全国2位に浮上しました。一方インド人購入者は1戸あたり約560万バーツと最も高い平均購入額を記録しています。
外国人向けのタイの住宅ローン金利は下がっているのか?
タイ中央銀行(BOT)が公表する外国銀行支店向けの貸出金利指標は、2024年6月の7.16%から2026年6月には6.33%へと緩やかに低下しています。ただし、非居住者にとっては金利そのものよりも融資へのアクセスの方が依然として大きな制約となっています。
手数料引き下げ措置は外国人のコンドミニアム購入者にも適用されるのか?
いいえ。700万バーツ以下の物件を対象とした0.01%の優遇移転登記料・住宅ローン登記料はタイ国籍者にのみ適用され、外国人購入者は引き続き標準の2%の移転手数料を支払う必要があります。